DPSを出すには


Hit調整が終わったら今度は実際にDPSを出す練習にかかります。その為のコツを少し書いていきます。


1.DPS Rotetionを覚える。


melee、Caster、ranged、それぞれでDPSの特性はありますが、やるからにはたくさん数字を出したいですよね。
その為には各classのSpell rotetionをしっかりとこなす事が第一です。
DoTをkeepする、自己Buffをkeepする、最優先spellの為にcast stopをしっかりする、いろいろありますが、それをいかに体に叩き込めるかで出せるDPSは大きく変わります。

rotetionの練習は、各主要都市にあるBoss案山子で行なう事が出来ます。
案山子にも種類(60,70,80,85,Boss)があるので、DPSの練習は必ずBoss案山子で行なうようにしましょう。

ただし、案山子はHealthが減らないので、終盤Burstがかけられるclass(war,pal,Spri,Hunt,lock)は実践練習も行なうようにしましょう。(instanceに行く、RFで練習するなど)



2.Instance,RaidTacticsを勉強する。


DPS rotetionがある程度形になったら実践してみましょう。今はPug(Pick up Group=色んなサーバーから寄せ集めのGroup)で5manもRaidも組めるようになっています。pugで何となくダラダラやるよりは、常に一番いいDPSが出せるようにするのもいい練習です。

その為には下準備としてencounterを覚える事が重要です。

  • Bossはどういう攻撃をするのか。
  • Addは湧くのか。
  • 湧くとしたらどのタイミングで出るのか。
  • PartyはStack(集合)するのか。散開するのか。
  • Debuffがついてしまったらどうするのか。

等、挙げていくときりがないのですが、こういった事が分かっていると動き方が分かってきます。
案山子の練習の時に実感出来ると思いますが、DPSというのは棒立ちの時が一番出せます。要するに、移動が少ないほうが数字が上がるという事です。

Stackなのか、散開なのかで即座に位置決めをし、移動を極力少なくする事で、その分DPSする時間が増やすのです。
もしAddが湧く場合、どこにどれだけ出るか、これが分かっているとAE(Area Effect)Damageを即座に展開する事が出来ます。攻撃の時間が早ければ、その分数字は出ます。

以上の事から、EncounterのTacticsを把握するという事はとても重要な事です。DPSだけしておけばいいのではなく、ゆくゆくは各役割がどういう事をしているのかを理解出来るようにしましょう。



3.Burst TimeにCD Skillを当てる。


Raid、5manはMage,Shamanがいた場合にHeroism(Horde陣営の場合はBloodlust) / Time Warpと呼ばれるRaid / Party の全てのプレイヤーにcast speed / attack speed upの超絶BuffをつけるSkillが用意されています。

このHeroism / Time Warpの時間はDPSが飛躍的にupします。普通にやっていてもいいのですが、そこに各ClassのBurst用CD Skillをあわせて使用すると、効果はかなり高いものとなります。
開幕に使うのか、BossのHealthにあわせて(20%を切ったら等)使うのか。そういう事も頭に入れつつ、CDのup timeをうまく合わせるように心がけましょう。



4.Pre-Potionを覚える。


Potionは1回の戦闘に1回だけ使えるドーピングです。それぞれのClassに合わせて、Str,Agi,Intを上げられる薬があります。その効果はかなり高く、現状では25秒間それぞれのステータスが1200上がるようになっています。
前項のHeroism、TWの時に使うのが一番効果的です。

さて、そのPotionですが、1回の戦闘で1回しか使えませんが、戦闘中ではない状態で飲むと、そのCDは1分間です。これは、飲んだ瞬間の状態に依存するので、飲んですぐに戦闘に入っても1分のCDは変わりません。
ここからがとても重要なのですが、aggro(戦闘開始)前に飲む事で、1回の戦闘で2回その効果が得られるようになるのです。この事をPre-Potion(Pre-Pot)と言います。一時的にBurstする力が増える薬の効果は出来るだけ多くあった方がいいので、Tankがaggroする前のカウントダウンに合わせて、開始前に飲む癖を付けましょう。